授業時間増だけで学力低下問題は解決するのか?
中央教育審議会は、30年ぶりに主要教科等の授業時間数を
10%増やす方針を固めました。
小学校における授業時間はどのように変わるのでしょうか?
【1】「国語」を増加(小学1~4年)
【2】「算数」を増加(小学1~6年)
【3】「理科」を増加(小学3~6年)
【4】「社会」を若干増加(小学3~6年)
【5】「体育」を増加(小学1~4年)
【6】「総合的な学習の時間」を週1時間 削減(小学3~6年)
【7】「英語活動」を週1時間 新規(小学5、6年)
授業時間増は学力低下に対する画期的な内容だとする意見が
多く見受けられます。
しかしながら、授業時間を増やしただけで本当に学力が保障
されるのでしょうか。
教える環境をいかに整備していくのかという、社会総がかりで
取り組むべき問題が山積みなのではないでしょうか。
【1】教職離れ(教員受験者の大幅減少)
【2】残業時間の増加(持ち帰り残業の存在)
【3】教育予算の減少(先進諸国の中では極端に少ないといわれる)
【4】児童の問題(不登校、LD、ADHDなどの発達障害)
【5】モンスターペアレントへの対応
授業時間増よりも質の高い授業が求められていくのではない
かと思います。授業の質を高めずに授業をいくら増やしても、
学力の格差が広がっていくだけでしょう。
いちばん大切なのは現場を支える先生の"やる気"だと思いま
す。そしてその"やる気"を支えるための教材を精一杯開発し
ていきたいと思います。


